4_日本株・日本ETF,5_株主優待

1.はじめに

すらいらーくから配当金支払がありました。
決算状況をホームページで確認して、状況も確認したいと思います。

 

2.配当金について

100株保有で2,200円でした。

NISA購入ですので、税金はかかっていません。

 

3.業績について

ホームページの決算資料で以下の確認しました。

◯売上高 3,664億円(前年比69億円増、+2%)
・既存店売上高: 前年比14億円増、+0.4%
・新規出店: 89店舗、前年比124億円増
・デリバリー: 売上215億円、前年比15%増を達成
◯営業利益 229億円・営業利益率6.2%
(前年比52億円減、-19%)
〈減益の主要因〉
・人件費増: 19億円(人件費単価上昇)
・株主優待影響: 34億円
※株主優待による利益影響は今後、対前年比で減少する見込み
・その他コスト増(店舗改修・修繕コスト増)

売上増ですが、人件費や株主優待の影響で利益は前年比19%のマイナスになっています。

 

4.利益減に対する対策

利益減に対する対策としは、以下記載がありました。

社会構造の変化から来るコスト増を、デジタル化によるビジネス基盤の強化と全社生産性の向上、粗利高増加などにより打ち返す

【生産性向上】
IT本部の新設(2018年12月)
・デジタルテクノロジーを駆使し、顧客満足度向上のための戦略策定実行、従業員の生産性向上を推進することがミッション

顧客サービス向上のためのデジタル化
・受注タッチポイントの多様化、QRコードなどキャッシュレス支払い手段の充実により、店舗運営力・競争優位性を向上

ワークライフバランスを整えるためのデジタル化
・従業員の働き方をデータで透明化・可視化、時間の使い方のムリ・ムダを排除

従業員の生産性向上のためのデジタル化
・店舗オペレーションのデジタル化、店舗運営マネジメントシステムの効率化、データマネジメントプロセスの簡素化

【粗利高増加】
・事業本部ごとのメニュー開発体制を廃止し、一元管理によってより効率的なメニュー開発を実現
・内製化食品の種類を増やし、ブランド横断で無駄なく食材を利用
・品質の高い高価格帯の商品を拡充
・商品のレシピ設計の見直し
・店舗でのロスを低減

対策については上記のとおりですが、それぞれの対策がどの程度の効果が現れるかは今後の状況次第ですので、頑張って欲しいものです。

 

5.株主還元について

◯配当方針を「調整後当期利益の30%を配当として株主様へ還元する」に変更
• 2018年:当初予想通り、1株当たり年間38円の配当実施
• 2019年:成長投資に利益の過半を充当したく、今後、「調整後当期利益の
30%」を基本として配当を実施

<第2四半期末 期末 合計 配当性向>
2018年 16円(支払済み) 22円 38円 58%
2019年 9円(予定) 10円(予定) 19円(予定) 30%

※株主優待は現行の制度のままで継続実施

株主優待券はこれまでどおりと言うことです。

ただ、上記の通り、配当金は次回以降は下がる予定です。

 

6.まとめ

売上が上がっても、利益が出ない外食産業が最近多くみられます。
どこも厳し状況ですが、優待は続けてほしいもののです。また、優待券も送られてきました。100株で3000円分です。

すかいらーく優待券

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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