1.はじめに
NTTドコモから配当金がありました。
12月支払と思っていましたが、半期末の配当が今月ありました。本日は、ドコモの企業状況や株価推移について見ていきたいと思います。
2.配当金
1株保有で税引後4,383円でした。
3.現在の株価と配当利回りと株価推移について
2582円 4.26%(20181122現在です)
4.企業状況
先日、政府からの要望に従って、通信料を値下げすると発表しました。それに伴い、当面利益が減るという事で、株価も大きく下げました。
先日「☆NTTドコモ(9437)、KDDI(9433)の株価の見事な下落ぶり」でも記事を書いています。
現状、利益が多すぎるので、当たり前と言えばそれまでですが、株主とすれば複雑なところです。
以下は2018年3月時点での営業利益の構成比になります。
■ その他の事業 9.18%
■ スマートライフ事業 9.41%
■ 通信事業 81.4%
80%が通信部分になります。
スマートライフは、最近、力を入れている「d〜」のサービスになります。
その他、事業は法人向けの事業という事です。
ドコモは、通信事業を中心とした利益構成から数年後には脱却して、利益も現在並みに戻すと、発表していましたが、通信事業のように3社独占という競争も停滞している状況とは異なり、サービス系で多くの利益を生み出すのも競争も激しく容易いことではないような気がします。
ただ、今後は5Gを使用した展開やオリンピックなどもあり、利益を生み出せる仕組みができれば、ある程度はカバーできるとは思います。
また、通信料の値下げと言っても、これまで散々、まやかしプランを出してきた3社ですので、単に料金を下げるともにわかに信じられません。
3.まとめ
通信3社の2018年9月期の中間決算は、3社とも増収増益となっています。
来年からの通信料値下げがどのように3社とその他格安スマホ事業者の業界構図に変化を与え、売上、利益に影響が出るか注意深く見ていきたいと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。