1.はじめに
XOM(エクソンモービル)とJNJ(ジョンソン&ジョンソン)から配当がありました。
エネルギービジネスを展開する石油最大手のエクソンモービル、
製薬、医療機器その他のヘルスケア関連製品を取り扱うジョンソン&ジョンソン
どちらも日本に馴染みがある企業です。
米国株の個別投資では、日本に馴染みのある企業ですと、なんとなく安心します。
2.配当金について
XOM(エクソンモービル 14.77ドル(113円換算で1669円です)
JNJ(ジョンソン&ジョンソン) 9.73ドル(113円換算で1099円です)
3.現在の株価と配当利回り
現在20181217時点で、
XOM(エクソンモービル) 75.58ドル 4.34%
JNJ(ジョンソン&ジョンソン) 133.00ドル 2.71%
4.業績と企業動向
【XOM(エクソンモービル)】
2018年12月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比25.4%増の766億500万ドル、純利益が同57.2%増の62億4000万ドルに拡大した。資源の値上がりが寄与。石油・天然ガスの1日当たり生産量が2.4%減の378万6000バレルに落ち込んだものの、原油価格と天然ガス価格の上昇が全体の増収増益につながった。
ただ、米レイモンドによる投資判断引き下げが2018年11月20日にあり、株価が急落。
理由は、米国標準油種であるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の価格が1バレル当たり56.3ドルと月初来で14%下落したが、来年には77.5ドルに回復すると強気予想しているものの、「エクソンは石油精製や化学品製造などの下流部門のウエートがかなり高く、今後の原油価格の回復による恩恵は限定的になる」と判断。
【JNJ(ジョンソン&ジョンソン)】
は2018年12月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比3.6%増の203億4800万ドル、純利益が同4.5%増の39億3400万ドルに上向いた。主力の医薬品が好調。
<部門別の売上高>
医療機器:0.2%減の65億8700万ドル
医薬品:6.7%増の103億4600万ドル
消費者向け製品:1.8%増の34億1500万ドル
また、資本提携している日本の化粧品・美容機器・美容サービス大手シーズ・ホールディングスの残りの株式80.1%を、TOB(株式公開買い付け)により総額21億ドル(約2300億円)で取得し、完全子会社化すると発表。
ただ、直近でベビーパウダー製品へのアスベスト(石綿)の混入を知りながら、当局などへの報告を怠っていたと報じられ、現地で波紋が広がっている。14日に株は急落。同社は「一方的で間違った扇動的な報道で、製品にアスベストは含まれておらず安全だ」と反論している。
5.まとめ
順調と思いきや、いろいろな要因があり、業績・株価に不安が広がりますが、生活に欠かせない企業ですので、長い目で見ていきたいと思います。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。