1.はじめに
先月、ドコモ(9437)からの配当に続いて、KDDIから配当金支払いがありました。先般のドコモも記事は「☆NTTドコモ(9737)からの配当金と企業動向について」に掲載していきます。
今回は、KDDIの企業状況を確認していきたいと思います。
2.配当金について
100株保有で税引き後、3985円でした。
3.現在の株価と配当利回りについて
20181203時点で、
2684円 3.73%
です。
4.企業状況について
先般、ドコモも記事でも書きましたが、業績は3キャリアとも増収増益です。
以下はKDDIのHPの決算資料です。
問題は来年からの通信料の値下げになります。
KDDIは既に対策済みとして、ドコモやソフトバンクが値下げすると発表しているなか、1社だけ現状維持の構えです。ただ、他者の通信料が本当に安くなるようなプランであれば、追随する他ありません。
また、先般、トヨタとソフトバンクの提携がありました。トヨタと言えばKDDIと連想するところですが、配車事業の展開にはソフトバンクとの提携が必須との判断で提携を結んでいます。以前「☆受け身では生き残っていけない社会「ボーっと生きてんじゃねえよ!」」で記事を書いています。
KDDIとしては、新たな提携先として、楽天を選び、通信網の提供と引き換えに、決済と物流の提供を受ける形になっています。
通信事業3社は、通信事業の他、いろいろな業種展開を模索中です。
今後も目が離せない状況が続くと思われます。
4.まとめ
今後、今までのように通信料で多くの売上、利益を上げることは、世間的にも難しい状況です。
どのキャリアの微妙に力を入れる分野が異なっています。金融、通販、メディア関連、保険などなど、どの分野も既に他社も行っており、その中で優位にたち成功できるかが今後の通信キャリアの重要な要素になりそうな気がします。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。