☆VZ(ベライゾン)とT(AT&T)からの配当金と企業状況
1.はじめに
2月になり、はじめての配当は、米国の大手通信会社のVZ(ベライゾン)とT(AT&T)からでした。
配当金と企業状況について確認していきたいと思います。
2.配当金
VZ(ベライゾン) 59株保有で25.61ドル(109円換算で2791円)
T(AT&T) 168株保有で61.7ドル (109円換算で6725円)
*配当金は税引き後です
3.株価と配当利回りについて
20190205時点で
VZ(ベライゾン) 54.25ドル 配当利回りは4.46%
T(AT&T) 29.62ドル 配当利回りは6.90%
4.企業状況について
2019年1月末の状況は以下のとおりです。
以下、ブルームバーグの記事の抜粋です。
【ベライゾン】
第4四半期の売上高は343億ドル(約3兆7500億円)。
2019年については、通期売上高で1桁台前半の増加を見込んだ。
この見通しは成熟する米携帯電話市場でベライゾンが引き続き厳しい状況に直面していることを示唆しており、決算発表後の29日米株式市場通常取引前の時間外取引で同社株価は一時3%を超える下げとなった。
【AT&T】
月次契約者数が1万3000人の純増。ただスマートウオッチやタブレットといった携帯電話以外の端末は41万人減少。
有料テレビの契約者数は65万8000人減。
売上高は479億9000万ドル(約5兆2600億円)に増加したが、市場予想の平均(485億ドル)に届かなかった
解約率は1.2%と、前年同期の1.1%から上昇し、市場環境が厳しさを増していることを示している。
競合するベライゾン・コミュニケーションズとTモバイルUSは、第4四半期に無線通信でそれぞれ120万人の新規契約を獲得。
ディレクTVを中心とする有料テレビ部門では、ネットフリックスなど急速に拡大するオンライン企業に押され、顧客の流出が続いている。AT&Tもタイム・ワーナーのコンテンツを活用し、「ウオッチTV」など独自のオンライン事業の開発に取り組んでいるが、軌道に乗るまでには時間がかかりそう。
5.まとめ
日本もそうですが、米国でも成熟した市場での獲得競争でしのぎを削っている状況です。
特に最大手のAT&Tは苦しい状況が続いています。ただ、通信事業は今後も必要な業種に間違いありません。
株価推移の上げ下げはありますが、長いスパンでみていきたいと思います。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。