ある程度の資産と、ある程度の配当金があれば早期リタイアしたいと思ってしまうのはサラリーマンの「さが」でしょうか。
世の中では、人生100年時代と言うことで、以前もブログ「☆配当計画と人生計画について」で書いていますが、今後は元気な間は働くと言うのが、間違いなく世の中の流れです。
また、働くことが健康で健全な生活を送れることもある面では、そのとおりと思っています。
ただ、自分自身を照らしてみると、今後も、今の仕事がいろんな意味で、無理なく続けられるかと言うと、疑問を感じずにはいられないため、リタイアと言うことも頭をよぎります。
現在、私はもう少しで50才と言う年齢に後数年というところにいます。
リタイアするとなった時の大きな2つの問題としては、
その1.ある程度のお金が必要
その2.リタイアしてすること
2つとも大きな問題です。
<その1の検証>
本当にざっくり毎月の支出の概算をします。
・家賃 6万
・光熱費・水道代 1万5千
・通信費 1万
・医療費 5千
・食費/雑貨 3万
・車関連(月平均)1万
・保険 2万5千
・余暇+家電他(月平均) 2万5千
合計 15万5千円
(会社を辞めた後に)
・国民年金/健康保険 3万
総合計 18万5千円
たぶん、まだ必要なお金があるかもしれませんので、よほど切り詰めた生活でもすれば別ですが今と同じくらいの水準で生活した場合、最低でも月約20万円は必要みたいです。
仮に50才で辞めた場合、年金がもられる65歳?までは、まるまる月最低20万円は必要になります。「15年×12ヶ月×20万円=3600万円」になります。
車の買い替えや、病気や、その他不測の事態も考慮すると65歳まで4000万円は必要な気がします。それから年金をもらえたとして、85才(たぶんそんなに生きられませんが)くらいまで生きるとしたら、年金で10万ちょっとでしょうか?
残りの10万は必要ですので、
20年×12ヶ月×10万円=2400万円になります。
これも車の買い替えや不測の事態を考慮すると3000万円くらいでしょうか?
定年後のどれだけ必要かということで、このくらいの金額だったような気がするのでそれほど的を外していないでしょう。
と言うことで、結論としては、50才退職したら最低でも7000万円くらいは最低必要です。
また、85才以上生きたら、これにプラスαになります。
そうなると、50才でお金的に心配なくリタイアできるのは、9000万くらい必要ですね。
こう考えると、1年でも余分に働くことが重要であることがわかります。
1年分の支出(約240万円)はなくなり、1年分、ある程度の資産が増えることになります。
また、配当金も平均月20万円あれば目標はクリアできますが、ない場合は投資したお金を切り崩す必要があり、当然、配当金も減ります。
<その2の検証>
リタイアして何をするかです。
何かしたい(仕事でも遊びでも)ことがないと、毎日、ほんやりとした毎日になってしまいます。
それどころか、暇と言うのは、体も心も不健康な状態になることは間違いありません。
(→人それぞれだとは思います。ぼーとするのが好きで問題ない方もいると思います)
また、先ほどお金の計算をしましたが、部屋にいれば、それだけ光熱費・水道代も余分にかかります。暇だからと言って、外出し、無駄なことにお金を使うことにもなりかねません。
そのため、日々、生産的に何かをする必要が出てくると思います。
それをリタイアするまでには、ある程度、実現する一歩手前まで進めているか、または少しは実現している必要があると思います。
イメージしているだけだったり、リタイアしてから考えるのでは、なかなか良い方向に進まないような気がします。
と言うことから考えると、まだ私にはそれがありません。
結論としては、
①リタイアしてもお金が不足。現在の資金では、60才まで生活できても、その後の老後の資金が不足。
②リタイア後に、特段したいこともない現状でリタイアすると病気になりそう。
と言う、うすうす分かっていた結論になりましたが、どうしても働きたくない、働くことができなくなった時に備えて、配当金が少しでも頂けるよう、資産が少しでも多くなるように、配当計画を進めていきたいと思います。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
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