☆SUBARU(7270)衰退と日産(7201)カルロスゴーン会長逮捕について
1.はじめに
何度か購入を、検討したSUBARU株ですが、購入額が高いため、購入できませんでした。
結果的には、最近の不正続きで、株価は暴落、また売上面でも、大幅に減でした。
本日は、SUBARUについて書きたいと思います。
また、逮捕された日産カルロスゴーン会長ですが、日産の株価に影響が出たのでしょうか?
2.SUBARUについて
SUBARUは、高配当銘柄という事で購入候補でした。同じように購入していない「あおぞら銀行」と何度か検討しました。どちらも購入に伴う100株の金額が高いため、最後は踏み切れませんでした。
その間、どちらも株価は下がりましたので、購入しなくて正解でした。
SUBURUは株価にとどまらず、売上、利益も北米販売の陰りや、日本では不正のオンパレードになってしまい一時期の三菱自動車に近いものになっています。
SUBARUはスバリストと呼ばれるファンが支えに、最近では安全装備のアイサイトが人気でスバリストでない人もスバル車を購入したと思います。
私もアイサイトの魅力に惹かれましたが、燃費が悪いのとアイサイトには及ばないものの安全装備が搭載された今のプリウスにしています。
しかし、今でもスバルの車は気になっています。
ただ、今回の不正はスバルが一番強調していた安全、信頼という部分を失った訳ですから、かなりの打撃になります。
不正の影響で販売数の減り、納期が延び、また、キャンセルも出ていると聞きます。今後、リセールバリューにも少なからず影響は出ると思いますので厳しい状況が続くことが予想されます。
また、これまでのような配当金も難しくなるでしょう。現在は、株価も安くなり、かなりの高配当利回りですが、そう言った事を考えると購入は出来ません。
〈SUBARUの業績〉
SUBARUは、2019年3月期の連結業績予想を下方修正し、営業利益は前期比42%減の2200億円となる見通し。従来予想の3000億円から800億円引き下げる。完成車の検査不正問題に関連した追加リコールなど品質関連費用と品質管理強化のための減産が影響。
3.日産ゴーン会長の逮捕
日産も同じように不正がありましたが、今回はゴーン会長みずから2011年から15年までの5年間に、99億9800万円の報酬を受け取っていたにもかかわらず、有価証券報告書には49億8700万円の報酬があったと虚偽の数字を記載。合計で約50億円の報酬を過少に記載していたとのこと。
日産の西川廣人社長は22日にゴーン容疑者の解職を提案する臨時取締役会を開催すると述べた。
毎年、多額の役員報酬が報じられていましたが、こんなことになっているとは。
日産を窮地から救い、これまでのキャリアも最後は脱税とは悲し事です。
4.SUBARUと日産株価推移
いろいろ話題が絶えない2社ですが、株価を見ていきたいと思います。
日産は大きく下げています。いろいろ不正がありましたが、今回はかなりの安値です。スバルは5000円近くいっていた時が夢のようです。
5.まとめ
今年は企業の不正(改ざん)が多くありました。
自動車業界では今回のSUBARUや日産、SUZUKI、他の業界でも最近賑わした免震・制振用ダンパーの「KYB」、他にもいろいろあります。
いずれも何年も前から行われたもので、日本企業の良い製品を提供しようとするプライドなどはなく、表面的にはつくろって利益優先が先行する社会が今の日本なのでしょうか?
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。