☆高配当銘柄投資への不安について(業種別分析)
1.はじめに
今日は、保有している高配当銘柄の今後の不安について書いて行きたいと思います。
2.銘柄毎の不安材料
高配当銘柄は、ある業種に偏る傾向があります。
今回は、業種毎の私が感じている不安について書いて行きたいと思います。
【たばこ株】
保有銘柄は、
JT 5.12%
フィリップ・モリス 5.52%
アルトリア 5.13%
になります。
いづれも高配当ですが、不安材料は、たばこ離れです。
日本では年々喫煙者の割合が減っています。通常であれば、どんどん業績が落ち込むところですが、海外進出、電子タバコなどもあり、踏み止まっている状況です。10月から税金も高くなり、たばこも値上がりします。どんなに値上がりしても吸われる方は吸うと思いますが、環境面含めて敷居が高くなっているのも現状です。
【通信株】
保有銘柄は、
NTTドコモ 3.63%
KDDI 3.19%
VZ 4.46%
T 5.98%
になります。
今後、5Gもあり将来性も間違いないのですが、日本では通信料が高いと是正される可能性もなくはなく、どちらにしても風当たりが強い状況です。
【銀行】
保有株は、
みずほ 3.69%
ゆうちょ銀行 3.67%
三井住友FG 3.64%
ウエストパックバンキング 6.89%
となります。
私たち銀行の顧客からすると、既にお金を預ける先ではなくなりました。預金の利息は雀の涙、さらにATMでは手数料を取られ、進める投資信託は銀行が儲かる銘柄。今後、銀行は何処へむかうのでしょうか?
【電力・エネルギー】
保有株は、
サザン 5.54%
エクソンモービル 3.86%
ナショナルグリッド 5.86%
ロイヤルダッチシェル 5.46%
となります。
生活には欠かせない業種ではありますが、原子力の危うさ、原油価格の変動など、不安な要素が多くあります。
【メディカル】
保有株は、
ファイザー 3.10%
グラクソスミスクライン 5.41%
となります。
新薬の開発にはお金がかかりますが、全てが身を結ぶ訳ではありません。そんな状態ですので長いスパンで低迷が続くときもあり、我慢強さも必要です。
【インフラファンド】
保有株は、
タカラインフラファンド 6.42%
日本再生可能エネルギー 6.62%
カナディアンソーラー 7.14%
となります。
こちらは先日もアップしています。太陽光発電の買取額の話や原発との関係です。
「☆「太陽光発電、買い取り価格半減」どうなるインフラファンド」
「「☆太陽光発電推進と原発再稼働の矛盾について」」
普通に考えれば有望な投資先ですが、上記のように前途は多難です。
保有株は含み損もあります。
タカラインフラファンド -4,410円
日本再生可能エネルギー -21,240円
カナディアンソーラー -16,470円
※いづれも20180924現在の利回りです。
3.総括
不安要素を上げると心配になるばかりですが、配当計画に重要な高配当株ですので、 我慢強く見守っていきたいと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。