☆迫りくる高配当株購入の誘惑
1.はじめに
先般「☆貯蓄の中の投資の割合について」で、株投資の割合について記載して明確化したのですが、高配当株への誘惑が迫りくることについて話したいと思います。
2.分散投資への疑問
株は元本保証もされない代わりに、株が上がり何倍ものお金に化けたり、また高配当株は通常預けてもらう利息の何十倍もの配当金がもらえます。
自分は、まだ1年ほどの株投資で、まだリーマンショックなどの大きな下げは経験していません。
そのため、よく投資の本などを読むと、リスク分散で、現金や債券なども保有する必要があると書いてあることに対して理論的には理解できるものの、実感が持てないのが現状です。
3.預金と投資の現実
利用目的が決まっているお金は別として、下手をするとお金を引き出す時にATMの手数料や、別口座の振込で手数料がかかり元本割れしそうな所に預けることを躊躇してしまいます。
また、そうでなくともネット銀行の定期預金や個人国債にお金を分散することも、高配当の味を知った者としては心情的に難しい状況になりつつあります。
現在、SBIネット銀行、じぶん銀行でATMや振込の手数料を無料にするため最低限のお金50万円ずつ預けていますが、これはメリットがありますので許容できるとしても、その他の元本保証+低金利にお金を預けることに、そのお金を高配当株へ移行したらと、誘惑が襲ってきます。
4.配当、利息シミュレーション
以下、100万円を1年間預けた(投資した)場合です。
として、イメージです。
各預け先(投資先) 利回り 税引き前金額 税引き後金額
郵貯定期貯金 0.01% 100円 約80円
個人国債 0.05% 500円 約400円
オリックス銀行 0.25% 2500円 約2000円
社債 0.40% 4000円 約3200円
日本株 4% 40000円 約32000円
J-REIT 5% 50000円 約40000円
米国株 5% 50000円 約35000円
*税金の復興特別税の0.315%は引いていません
5.投資リスクについて
とは言っても、株価が下がったタイミングでお金が必要になれば、損切りが必要になりますので、現金化する際にリスクがない預け方も必要とは思います。
また株価も一旦下がれば元に戻るまで何年必要かはわかりませんし、米国株の場合は為替も影響してきます。100円くらいまでなら許容範囲ですが、90円などになれば、円への換金で大きくマイナスになります。
6.総括
「☆貯蓄の中の投資の割合について」で明確化したにも関わらず、少しでも利回りが良いところに預けたいと思ってしまう今日この頃です。
冷静さを失わず、自分の判断で分散管理できればと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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