いろいろな考え方があると思いますが、どんどん資産を多くしたいと思うよりも、毎月の配当金を少しでも多くしたいと思ってしまいます。
当然、資産が多くないと配当金も多くはならないので、数値上で言えば、同じことかもしれませんが、成長株の株の値上がりで、大きな利益を得ようと言う考えはあまりありません。
それよりも、毎月の配当金が少しでも増えていく方に喜びを感じます。
先日、老後資金に年金以外で2000万円必要と言うことで物議をかもしだしていましたが、これから何年も先にもらう人の立場から見れば、既に年金の他に毎月ある程度のお金が必要なことは周知の事実です。
今後は、更に毎月追加で必要だと言うことを認識する必要があります。
問題の、金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書 「高齢社会における資産形成・管理」の抜粋が以下のとおりです。
(1)長寿化に伴い、資産寿命を延ばすことが必要
前述のとおり、夫 65 歳以上、妻 60 歳以上の夫婦のみの無職の世帯では 毎月の不足額の平均は約5万円であり、まだ 20~30 年の人生があるとすれ ば、不足額の総額は単純計算で 1,300 万円~2,000 万円になる。この金額は あくまで平均の不足額から導きだしたものであり、不足額は各々の収入・支 出の状況やライフスタイル等によって大きく異なる。当然不足しない場合も ありうるが、これまでより長く生きる以上、いずれにせよ今までより多くの お金が必要となり、長く生きることに応じて資産寿命を延ばすことが必要に なってくるものと考えられる。重要なことは、長寿化の進展も踏まえて、年 齢別、男女別の平均余命などを参考にしたうえで、老後の生活において公的 年金以外で賄わなければいけない金額がどの程度になるか、考えてみること である。それを考え始めた時期が現役期であれば、後で述べる長期・積立・ 分散投資による資産形成の検討を、リタイヤ期前後であれば、自身の就労状 況の見込みや保有している金融資産や退職金などを踏まえて後の資産管理 をどう行っていくかなど、生涯に亘る計画的な長期の資産形成・管理の重要 性を認識することが重要である。
そうなると、やはり資産を切り崩すより、その資産を利用して配当金を年金に加算して、暮らしていければ、安心のような気がします。
と言うことで、これからも地道に投資して、少しでも配当金が増えるようにしていきたいと思っています。
政府には、希望としてNISA枠の更なる拡充と、期間限定を外して貰えればベストですね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。