☆ソフトバンクの決算とカリスマ社長がいる企業のリスク(個別銘柄投資の難しさ)
ソフトバンクグループの決算がありました。少し前から騒がれていたとおり、
「15年ぶり営業赤字 米ウィーで大幅評価損、7~9月期9702億円赤字」
孫さんは、
「
米ウィーカンパニーの業績が与えた影響による投資ファンドへの成績が、
ソフトバンクグループに対する影響が非常に大きい。
私の投資判断がまずかったと大いに反省している経営者のアダム・ニューマン氏を過大評価してしまい、ウィーの企業価値を見誤った
ウィーの再建計画は、増益体制ができるまで新たな物件契約を停止し、不採算事業を整理する。経営再建を何度となく成功させてきた自負がある
」
今まで順調きていた、事業運営も大きな投資の失敗で揺らぎかけています。
とは言っても、ここまで大成長を遂げたのも、孫さんあってのこと、YahooJapanや携帯のソフトバンクも基本的には孫さんが作ったレールを走っているに過ぎません。
今後、孫さんがいなくなったりすれば、大きな時代の変化があったときに、対処しきれるかはわかりません。
他の企業にも同じことが言えます。強力なリーダーがいる企業が活躍し、組織が作り上げたリーダーでは、今の時代、生き残りが難しくなっています。
日本だけでなく、米国も同じですね。
そう言った意味では、投資する企業も、これまで何十年も実績があるから大丈夫と言う判断も今では難しい状況にあると言えます。
そう言うことを判断して投資する必要もあり、個別銘柄投資は、やはり難しいと言えます。
良い利回りを優先して高いリスクを許容するか、利回りは悪くてもETFなどでリスク分散するか、悩むところです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。